本日無事、娘の中学校卒業式でした。私もPTA会長なので来賓として出席致しました。卒業生並びに保護者の皆様、おめでとうございます。
本人は一時期体調が思わしくなく、なかなか学校に行けない時期もありましたが、頑張りました。良い仲間、家族以外に心を開いて話せる親友が出来て嬉しいです。
また我が家は引っ越しが多く、保育園も幼稚園も小学校も途中で転園転校。入学から卒業までひとつの学校で過ごせたのは初めてでした。実家もふるさともない我が家の子供達に、やっと母校・ふるさとを作ってあげられた事、感慨深い。
私自身はというと小中高と黒歴史ずくしでしたので、まさか会長として、中学の思い出を塗り直す事が出来るとは思ってもいませんでした。
人生の伏線回収すごい。何があるか分かりませんね。

祝辞は、難しい言葉を使わず、保護者の気持ちを代弁(勝手に)するような内容にまとめました。読む事に集中して気持ちを込める余裕なく勿体なかったですが「良い話だった、感動した、聞きやすかった」と声をかけて頂き、一安心。
(祝辞)
3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。この晴れの日を迎えた皆さんの表情、とても頼もしく思います。中学校生活で努力してきたことを糧に、充実した新生活を送れるよう、心から応援しています。
保護者の皆さま。お子さまのご卒業、誠におめでとうございます。
たった3年間で、子供達が自分で道を選び、大人の想像を超えていく。嬉しくもあり、一言言ってやりたい気持ちになる事もあり、大人の側としても生き方、あり方を問われる、難しい時期でもあったかと思います。今日こうして晴れやかな姿を見せてくれたことが、何よりの答えではないでしょうか。お子さまと共に歩んできた努力と愛情の日々に、心から敬意を表します。
そして、先生方へお礼を申し上げます。
東華中学校の先生は皆さん個性がありエネルギッシュで、生徒と一緒に参加する綱引きや合唱コンクール、とても印象に残りました。高いところから指示を出すのではなく、一緒に行動する事で身近な大人像を見せてくれた事、心より感謝いたします。先生方の温かいご指導のおかげで子供達は大きく成長することが出来ました。本当にありがとうございました。
さて、卒業生の皆さん。3年間の中学校生活、いかがでしたか。12歳で入学、15歳で卒業。大きな心の変化があったと思います。
入学し、初めての環境の中で、悩み、努力し、自分で決めた目標に挑戦する姿を、私たち大人はずっと見てきました。
大人なので、時には厳しいことを言ってしまった日もあったかもしれません。もしかしたら大人なんか嫌いだと思ってしまった人もいるかもしれません。
でも実は、私たち大人は、皆さんの頑張る姿に、たくさんの勇気をもらっていました。
「子どもたちも今、学校で、部活で、一生懸命頑張っている」「受験勉強、今、人生で一番の挑戦をしている」と思うと、大人も頑張らなきゃ、と明るい気持ちにさせてもらっていました。
成績とか順位とかの様に数字で見ることは出来ませんが、あなたの頑張りが「大人ももっと頑張ろう」と勇気をくれました。頑張る姿を見せてくれて、ありがとうございました。
私は一人一人に言いたいです。
皆さんは、行動することで、人に勇気や希望を与えることができる人たちです。
自分が目標を叶える事が、周囲の人の勇気や希望につながる。皆さんにもそんな生き方がきっと出来ると思っています。
今日で中学校の3年間が終わりますが春から始まる、18歳成人までの3年間は更に可能性をひらく時になります。人に勇気や希望を与えることができる皆さんなら大丈夫です。新生活に向けて「いってらっしゃい」とエールを送ります。
最後に、ここには、あなたが頑張ってきたことを知っている人が沢山います。何かあったらいつでも、この学校や、おうちや、友達のところに帰ってきてください。
改めまして、ご卒業おめでとうございます。





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