夢や人生を何度も諦めた私がカメラマン→法人化。家庭の事情で諦めたのにカメラが続いた理由と、いま伝えたいこと

2025年8月5日(仙台七夕前夜祭の花火大会の日!)法人化致しました。

「こんな私なのに…!」というのが正直な気持ちですw

カメラマンを始めたのは2016年だから、もう9年。仙台でスタジオを持ったのは2019年なので6年目。

写真館や専門学校で修行したこともない私。しかも上記期間中に引越し2回・離婚も経験。

なので、あっという間すぎて実感が無いのですが…!

ありがたいことに、東北各県・東日本全域でお客様がいたり、東京から足を運んでくださる方もいたり。

あと横浜で開かれる「フォトネクスト」という大きなイベントで登壇させてもらったり、写真業界専門誌で取り上げてもらったり…。

振り返ると、本当にいろんな経験をさせてもらったなぁと思います。

第2スタジオも作ったしね!

でも私は「好きな事や夢など捨て、いいお嫁さんにならなければ」と思っていた人でした


実は、家庭の事情で「もう続けられないな」と思ってカメラを手放したことも何度もあります。

結婚すれば、旦那さんの仕事を優先したり、子供の状況に合わせたり、好きなことばかりやってられない…

なので

「写真は好きだけど、この未練を断ち切る!」そう思ってカメラを何度も手放しました。

思い出せるだけで3回。

3回って言えば少ないけど、カメラって値段が5万〜30万(当時価格。今なら10〜50万かなあ)なので、「もうやめる」って言うのは、相当の覚悟でした。

それでも、なぜか必ずカメラに戻ってきてしまうんです。

なぜか、カメラが手元に戻ってくるんです。

ほんと不思議なんですが。

辞めるって言ったのに。なぜか転機の転機のその先に、カメラと写真の世界が待っていました。

私は本当は、写真の世界で生きる事、心から、やめたかったんです。

いいお嫁さんになりたい、いい母親になりたいから、「自分の好きな事」は封印したかったんです。

それなのに、引き寄せられていく。

最後には「もうカメラをやめるのは諦めよう、やめられない事には意味があるはずだ」そう覚悟しました。

でも今は、写真がどれだけ人の人生を変えるか、よく分かります。写真の力で叶う人生があります。

「スタイル良い写真でオーディションに合格する!」

「柔らかい写真で理想のパートナーと出会う!」

「ビジネスを成功させるためにブランディングをする!」

すべて、写真がコレじゃなければ、できなかった事。

写真により選ばれた未来で私たちは生きている。

「この写真じゃなければ出来なかった未来」というのは、確実に存在します。

長く続ける中で気づいた事。

「やりたいこと」も大事だけど「自分にできること・得意なこと」を知るのはもっと大事だってこと。


伝わるといいんだけど、ゲームのRPGでも、属性を知らないと強くなれないじゃないですか。

水属性なのに炎の魔法をかっこいいと思って修行しても、なかなか本領発揮できない。人も同じで、それぞれ自分らしい「得意」があるんですよね。

うちに来てくださるお客様は「これからの人生をもっと良い方向に変えたい」って思っている方が多いです。

だからこそ、写真を通して自分の「属性」を知って、自分らしい人生を描いてほしいなと思っています。

もし今、「頑張ってきたことを諦めなければいけない」と思っている方がいたら。

思いだけじゃなく、奇跡レベルで引き寄せられているのを感じるならば、それは恐らく生まれながらの運命です。

属性魔法の話ですが、仮に自分が本来は水属性の人間だとして「でも炎属性かっこいい!」って生きることは幸せでしょうか?

誰にも理解されないかもしれないし、自分でも理解できないかもしれない。私の様に自分でも望まないかもしれない。

でも、いつか花が開きます。花は好きなタイミングで咲けません。環境が整った時に開きます。

そしてその準備や地ならしはとても大切です。

私が写真を何度もやめて、それでも最後には写真の世界に引き寄せられた様に。

よい出会いもありました。

ね。だから

「好き」なら、その気持ちを忘れないでいてください。

いつか、その「好き」は自分を助ける魔法になります。

私は心から応援しています。

そしていつかスタジオでお会いできたら、その時は「どんなビジョンか」「どんな姿になりたいか」…

本当の自分こうありたい」を語り合いましょう🌸