フォトリエ小畑トモコ写真スタジオの小畑です。今日はSNSで使用するビジネス用のプロフィール写真のポージングについてお話します!
SNSならではの特徴・注意点がありますので、是非参考にしてくださいね。
プロフィール写真を撮影する際の注意点
SNSのアイコンは丸型のため、左右または上下が切り取られてしまう。
名刺やちらし、HP等に使用する場合、写真は縦長・横長が多いかと思います。
ここで注意したいのがSNSで使用する場合。InstagramもFacebookも、アイコンは丸型です。
なので、写真の左右または上下がカットされてしまいます。腕を下ろしていると顔だけが写ることになり、単調な写真になってしまします。

例えばこの写真をアイコンに使用しようとすると、実際に使われるのは円の中の範囲です。

この状態でも問題は無いのですが、より印象的なアイコンにする為にはどうすれば良いでしょうか。
解決策・顔の周りに手を持ってくるのがおすすめ
より、親しみやすさや信頼感など、自分らしさを伝えたい場合は、手を顔の近くに持ってくるのがおすすめです。丸型に切り取られても手が残る位置に手を配置しましょう。

円にあてはめてみます。手が残りますね。

実際に周辺を白くして比較してみました↓ SNSの様にユーザーとの距離感が大切な媒体で使う場合、手が見える写真の方が、よりメッセージの伝わりやすい写真になります。

こちらが手を下ろしている状態。

こちらが顔のそばに手を持ってきて縁の中に手がある状態です。
実際に人と対面でお話しする時を想像して欲しいのですが、その時、手は何かしらの動きをしていると思います。書類を持ったり、指を組んだり、鞄を持ったり。手を下ろして前で組んでいる状態って、結構少ないですよね。そういう意味でも手に何かしらの動きをしてもらうだけで、とても自然で、対面しているときの様な親近感を出す事ができます。
SNSで写真を使う場合、是非「手の位置」を意識して
例えば会社で使う名刺等でしたら、個性を出す必要は無いので、手を下ろして立っているポーズでも問題ないかと思います。
でも、SNSで使う場合はどうでしょうか? 沢山の人が溢れ、同業他社も大勢いる中で、自分自身を選んでもらう必要があります。
「第一印象は◯秒で決まる」という話を聞いたことがある方も多いと思います。プロフィール写真は、お客様とのファーストコンタクト。信頼感・専門性・人柄の伝わる写真で「選んでもらえる人」になりたいですね!

先日、整体の先生とお話しした時に、正にこの話をしました!
同業他社が多く、施術する内容も同じ…。
そんな中で「この先生にお願いしたい」と選んでもらう為に、SNSで個性・人柄を伝えると、引力がぐっと変わってきます。
プロフィール写真はお客様が一番最初に見る部分なので、こだわって撮影したいですね!
これだけで良かったんだ! 難しくない・おすすめポージング
上記の点を踏まえて、丸型に切り取られても手の表情で個性を出せる、ポージングのお話をしていきます。
手の位置を意識してという話をしましたが、実は「手の位置を変えず、顔の向きを変えるだけ」でも、かなりのバリエーションが撮影できます!
自撮りをする場合にも非常に使える考え方なので、ぜひお読みください。
手の位置はそのまま、顔の向きで変化をつける
例えば、顔の横に手が来るこのポーズ。

(いいサンプルがなかったので、以降の画像と左右が逆ですがご了承下さい)
手の位置は変えず、顔の向きを変えるだけで、以下のようなバリエーションが生まれます。また最後の画像のように、手の形を変えると、より幅が広がります。






目線を変えるだけでも違う表情に
以下は、ほぼ同じポーズ・同じ顔の向きですが、目線を変えるだけで雰囲気が違ってきますね。


髪の毛の位置
髪の毛を下ろす分量によっても印象が変わります。
サンプルにはありませんが、髪の毛を全部前に下ろす、全部後ろに流す、でも違ってきますね。




ジャケットを羽織る、脱ぐ
ジャケットを肩掛けにすると華やかです。

その他の仕草
ジャケットに手を添える・ウエストに手を添える。


ちなみに、
テーブルに手を置いたり、椅子に座ったり、壁に寄りかかったり、床に腰を下ろしたりすると、さらにバリエーションが増えていきます。
テーブルを使用した例↓

ところでこの記事を書きながら、
「あっあれも撮ってない」「これも伝えたい」って
色々考えだしてしまいました…笑
もうこれについては話し出すと終わらない!
個性の数だけポージングがあると言っても過言ではない位です(大袈裟)
私的には全然話し足りないのですが、この記事で伝えたい事はふたつ。
ただ立っているだけの写真じゃ勿体ない!
そして
緊張せず、カメラの前で、どんどん動いていこう!
私も、魅力的な写真を撮るお手伝いをします。お気軽にご相談ください。




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へばまんづ(秋田弁)カメラマン小畑でした。